詐欺拠点での人身取引拡大をUNODCとEUが警告
UNODCとEUが、サイバー詐欺やオンライン詐欺に従事させる強制犯罪目的の人身取引が増加していると警告した。
日本でも海外の詐欺拠点やSNS勧誘を通じた被害が起こり得るため、外国人支援と被害者保護の観点で重要である。
自治体や支援団体は、就労相談の中で強制犯罪被害を見逃さないよう、通報先と連携手順を確認しておくべきである。
要約
UNODCとEUが人身取引の増加を警告
サイバー詐欺・オンライン詐欺への強制が拡大
従来の労働搾取以外の形態が問題化
詳細
実務メモ
- 外国人相談窓口や消費生活相談、警察・労働関係機関との連携経路を確認し、詐欺拠点やSNS勧誘に関する相談を受けた際の振り分けを整えてください。広報では、海外就労や高収入勧誘に伴うリスクも周知すると有効です。
- 採用や紹介の過程で、SNS経由の勧誘や不自然な業務内容がないか確認し、相談しやすい社内窓口を整えてください。海外拠点や委託先を含む人権リスク管理の見直しも必要です。
- 就労相談の中で、賃金未払いだけでなく犯罪への強制や監禁、脅迫の兆候を確認できる聞き取り項目を用意してください。必要時に警察・入管・法テラス等へつなぐ導線を明確にしておくとよいです。
- SNSや知人経由での高収入勧誘、パスポート預かり、仕事内容の変更には注意が必要です。困ったときは一人で抱えず、地域の外国人相談窓口や支援団体に早めに相談してください。